台風、地震、停電。
そんなとき、スマホが使えなくなったら、どうしますか。
「普段は当たり前に使えるから、考えたことがない」という人が、ほとんどだと思います。
この記事は、事前にできる備えを、一般的な考え方としてまとめたものです。具体的な手続きや、サービスの条件は、各社の公式の案内で確認してください。
結論:スマホは「使えない前提」でも動けるようにしておく
災害時は、こんなことが起こり得ます。
- 基地局が停電や設備の損傷で止まり、圏外になる
- 利用が集中して、つながりにくくなる
- スマホの電池が切れる
だから、備えは「つながる前提」ではなく、**「つながらなくても困らない」**を目指します。
実際に、楽天モバイルの公式のお知らせにも、台風の影響で通信サービスを使えない、または使いにくい状況になったことが、「【復旧】」として掲載されていました(2026年9月)。通信会社を問わず、起こり得ることです。
備え① 電池を守る
- モバイルバッテリーを、普段から充電して持ち歩く
- 低電力モードを使う。画面の明るさを下げ、使っていないアプリを閉じる
- 充電の代わりになる手段(車のUSB、会社や避難所の電源など)を、考えておく
電池の減りやすさについては、バッテリーが減る原因の記事も参考にしてください。
備え② 緊急通報の番号を、知っておく
- 110:警察
- 119:消防・救急
- 118:海上の事故(海上保安庁)。楽天モバイルの公式のエリアページにも、「海上エリアの緊急通報は、携帯電話から118」と書かれています
外国人の方は、これらの番号を、家族や同僚と共有しておくと安心です。
備え③ 安否確認の手段を、決めておく
電話がつながりにくいときの手段が、いくつかあります。
- 災害用伝言ダイヤル(171):音声で、安否を録音・再生できる仕組み。体験利用できる日が決まっているので、公式の案内で確認して、一度試しておくと安心
- 各社の災害用伝言板(携帯会社が提供)
- LINEなどのメッセージアプリ:Wi-Fiや、つながる回線があれば使える
家族で「災害のときは、このアプリで連絡する」と、決めておくのが一番効きます。
備え④ オフラインでも使えるものを用意する
- 地図アプリのオフライン地図を、自宅や職場の周辺でダウンロードしておく
- 避難所の場所と、そこまでの道を、事前に確認しておく
- 重要な連絡先は、紙にも書いておく
位置情報の仕組みについては、位置が分かる仕組みの記事で触れています。
備え⑤ 回線を1つに頼らない
これは、私の見立てです。
- 2回線目を持つ(eSIMなど)と、1つの回線が使えないときの保険になる
- Wi-Fiが使える場所を、普段から把握しておく
どの回線がどの場所で強いかは、エリアや建物によって違います。電波が弱いときの切り分けは、こちらの記事にまとめています。
空から電波を届ける取り組み
災害時の通信を支える取り組みも、進んでいます。ソフトバンクが、上空3000mの無人機から、地上に通信エリアを作る実証に成功したと、報じられました。詳しくはこちらです。
ただし、実用化の時期などは、報道に書かれていません。今すぐ頼れるものではないので、事前の備えは必要です。
まとめ
- 災害時は、圏外、つながりにくさ、電池切れが起こり得る。「使えない前提」で備える
- 備え:電池、緊急通報の番号(110・119・118)、安否確認の手段(171など)、オフライン地図、回線を1つに頼らない
- 家族や同僚と、連絡手段を事前に決めておくのが、いちばん効く
- 具体的なサービスの条件や手続きは、各社の公式の案内で確認する
備えは、使わなければそれが一番です。ただ、いざというとき、慌てずに済みます。
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