データは無制限。
なのに、遅い。
「使い放題って、何だったの?」ってなりますよね。なります。
でも、これは契約の問題ではなく、物理の問題であることが多いです。
この記事は、特定の会社ではなく、携帯電話の電波に共通する仕組みの話です。
30秒でまとめ
- 「データ量が無制限」と「いつでも速い」は、別の話
- 基地局は、その周りにいる人みんなで、容量を分け合っている
- 遅くなる主な原因は、場所と時間帯の混雑。電波の強さとは別
- 対処は、時間をずらす、場所を変える、Wi-Fiを使う
基地局は、「1本の道」を分け合っている
基地局が運べる通信の量には、限りがあります。
たとえるなら、道路です。
- 道が広い(容量が大きい)と、たくさんの車が走れる
- 車(利用者)が増えると、渋滞する
「使い放題」は、通行料がかからないという意味です。道が渋滞しないという意味では、ありません。
「アンテナが立っている」と「速い」は別物
スマホのアンテナ表示は、電波の強さを表します。
でも、速さを決めるのは、電波の強さだけではありません。基地局が、そのとき何人を同時に相手にしているかも、効いてきます。
- アンテナ5本でも、人が多い場所では遅いことがある
- アンテナ2本でも、周りに人がいなければ、普通に使えることもある
一般に、こういうことは起こりうると言われています。
アンテナが立っているのに遅い状況は、auローミング終了の記事でも、懸念として触れられています。
遅くなりやすい、場所と時間
一般的に、混雑しやすいのは次のようなときです。
- 平日の昼休み、夕方の帰宅時間
- 駅、ターミナル、商業施設
- 花火やライブなど、大きなイベントの会場
- 通勤電車の中
これらの場所では、同じ基地局に、同時に多くの人がつながります。
遅いときに試せること
① 時間をずらす 動画のダウンロードや、大きなファイルの更新は、混雑しない時間にまわします。
② 場所を少し変える 同じ駅でも、出口やホームの端では、つながる基地局が変わることがあります。
③ Wi-Fiを使う 家や職場に信頼できるWi-Fiがあるなら、使います。ただし、無料Wi-Fiを使うときの注意点は、無料Wi-Fiの記事にまとめました。
④ 端末の対応バンドを確認する 端末が対応していない周波数があると、つながりにくい場所が出ます。確認方法は、こちらの記事にあります。
⑤ 電波が悪い場合の切り分け 混雑ではなく、電波自体が弱い場合は、電波が悪いときの手順で確認してください。
「速度制限」は、別の話
ここまでの「混雑で遅い」と、「速度制限」は別物です。
速度制限は、プランで決められた条件に当てはまったときに、通信速度が抑えられる仕組みです。どのプランに、どんな条件があるかは、契約先の公式ページで確認してください。
この記事では、特定のプランの条件は扱いません。
周波数を増やす、という解決策
混雑の対策は、道を広げることです。
ユーザー側でできるのは、実際に使う場所と時間で、速度を測ることです。実測の例は、実測レポートにあります。
まとめ
- データが無制限でも、混雑すれば遅くなることがある
- 基地局は、周りの人みんなで容量を分け合っている
- アンテナ表示(電波の強さ)と速度は別物
- 対処は、時間をずらす、場所を変える、安全なWi-Fiを使う
- 速度制限の条件は、契約しているプランの公式ページで確認する
速さは、契約だけではなく、場所と時間でも変わります。
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